2015年 キャリア入社
入社~2019年(3月)RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU
2019年(2月) 日本茶インストラクター取得
2019年(4月) ホテル1899東京マネージャー
2020年(1月) RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU店長補佐 兼 1899事業企画室マネージャー
2021年(4月) ホテルレストラン事業部
1899のお茶に関する飲料の開発や企画の立案、お茶に関する研修を主に担当しています。2019年にNPO法人日本茶インストラクターという資格を取得し、勉強で得たお茶の知識をもとに上記の業務を進めています。
1899におけるお茶を使用した飲料はこれまでに約60種を販売してきました。お茶の企画では1899ティーカレッジというイベントを行っており、毎月テーマを変えてお茶の楽しみ方をお客様にご提案しています。
常にお客様にとってどうなのかを第一に考え行動すること、1899のブランドコンセプトに合致していること、譲れないこだわりを持ち表現することを大切にしています。お客様が手に取った時に、おいしい、面白い、新しい発見だ、というように心に響かなければなりません。
例えば、お茶のメニュー1つでも、葉の量を0.5g単位で、湯の量を50ml単位で、浸出時間を15秒単位で、湯の温度を10度単位でそれぞれ変化させ、あらゆる組み合わせを試し、一番そのお茶の個性を引き出せる淹れ方を、誰でも淹れられるようにレシピ化していきます。
直接お客様と接する機会は少ないですが、私の行っている仕事も接客として捉え、妥協をせずに行っています。
お茶というのは日本の中で洗練され醸成された文化の一つで誇れるものだと思います。過去から現代へ様々な変化がありながら紡がれてきたこの文化を、同じように何十年、何百年という未来へつなげていきたいと考えます。
大きな流れの中の、私は小さな一コマかもしれませんがその中に身を置き存在していきたいです。そのためにも、お茶の文化的な側面を土台として、淹れ方や新しい飲料としての楽しみ方、食事としての楽しみ方などを1899のイベント、レストラン、カフェ、ホテルを通してあらゆる形で表現し、発信することを継続していきます。誰もが、お茶を楽しむといったら1899だと思ってもらえるブランドにしていきたいです。
自身が育ってきた日本の文化、とりわけ接遇と和食への関心がありました。
その中でも1対多数の接客よりは1対少数の接客でお客様と距離が近く、コミュニケーションに時間を使うことが許される接客ができる職場を希望していました。
龍名館は旅館の系譜であり、本店は8部屋ということでお客様とのコミュニケーションを重視しており、展開している飲食店も和食が中心ということで、配属がどこであれ自身の希望に即していたため採用試験に臨みました。
社長は普段から社員との距離が近く、週に一度ホテルのフロントに立ったり各施設のイベントにお客様として参加したり、社員旅行にも同行し、同じような目線に立って時に楽しく、時に厳しく接してくださる方です。
私がイベントの管理で大きな失敗をし、お客様にご迷惑をおかけする事態になった時、当時の上司と一次対応を行い、社長に報告したところ、怒るのではなく、まず初めに大丈夫かという心配、そして次には「私の謝罪が必要で、それで収まるならばいくらでも謝ってやる」と声をかけてくれました。
そういった声かけから始まり、原因の追求とその改善策をどうするかというところまで論じ合い、根本的な解決の方向に進むことができました。
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