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環境への取り組み

龍名館グループは、企業理念「働く人たちが自慢でき、誇りを持てるビジネス」「地域に根を張ったビジネス」の実現を目指し、持続可能な環境づくりに努めることの重要性を十分に認識し経営活動を行っています。当社は、全社員が一丸となり、環境に配慮した事業運営と社会貢献を行い、持続可能な社会と企業の成長の実現を目指すとともに、龍名館グループに関わる全ての皆様と継続的な対話や協働を行っていきます。

hand holding glass globe ball with tree growing and green nature blur background. eco concept

気候変動への取り組み

方針・目標

ホテル・レストラン事業において、気候変動問題に取り組むことは、単に環境への配慮だけではありません。お客様にとって安心で快適な環境を提供し続けるため、そして未来の世代にわたって持続可能な社会を築くための責任でもあります。私たちの取り組みは、より良いサービスを提供するだけでなく、自然との共生を大切にする企業としての使命でもあります。

龍名館グループは、以下の目標を設定しています。

・2030年までに、グループ会社を含めた事業に関連する温暖化ガス排出量を、2021年度を基準年として42%削減。
・2050年までに、使用電力100%を再生可能エネルギーに転換

その達成に向け、当社のみならず、関わる全て事業者全体での脱炭素化を目指し、ビジネスパートナーや龍名館グループをご利用いただくお客様などと連携し、グループ全体で気候変動対策の取り組みを進めていきます。

実績

GHGスコープ1, 2

2021年度(基準年)2022年度2023年度
排出量(t-CO2)1,2051,3291,152
削減率(2021年度比)--10.2%4.4%
※GHGスコープ3のデータは、現在算定に向けて準備を進めております。

使用電力

2022年度2023年度
再生使用エネルギー比率0.0%29.9%

(株)龍名館ホールディングス 国内初、ホテル・レストラン業界におけるSBT認定取得

2023年6月、株式会社龍名館ホールディングスは、当社が掲げる2030年までの温暖化ガス削減目標を策定し、国際機関「SBTイニシアチブ」から認定を取得しました。

取得したのは、国連の機関などが設立した同機関が、科学的な見知から審査した温暖化ガス削減目標の妥当性の認定で、
国内のホテル・レストラン業態では当社が初めての取得事例です。(※1)

SBT(Science Based Targets/科学的根拠に基づく目標)は、5〜10年先を目途として企業が設定する、
国際的な枠組みである「パリ協定」が求める水準と整合した温室効果ガス排出削減目標です。
当社は本認定取得を機に、より一層の環境対策推進を図り、社会の持続可能性に寄与する企業作りを目指してまいります。

※同機関のウェブサイトにて「Hotels, Restaurants and Leisure, and Tourism Services」のセクターで調べた結果に基づく。
https://sciencebasedtargets.org/companies-taking-action

SBT

「再エネ100宣言 RE Action」に参加

2023年1月、使用電力の再エネ100%化宣言を表明し、共に行動を示していくイニシアチブ「再エネ100宣言 RE Action」に参加しました。
「再エネ100宣言 RE Action」は2019年10月に発足した年間消費電力量が50GWh未満の企業等を対象とするものですが、東京のホテル・レストラン業では初の企業として参加しております。

龍名館グループでは、2050年までに使用電力100%を再生可能エネルギーに転換することを目指しています。
明治32年に旅館として創業し、次の100年を目指すべく、持続可能な環境・地域の創造に寄与することを宣言いたします。

また、再エネ100宣言の取り組みについては、SDGsの「7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と「13:気候変動に具体的な対策を」の取り組みにも該当しております。
※SDGs:「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す」ことを目標に、2015年の国連サミットで定められた「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと

sdgs

お客様のサプライヤーとして、ともに歩むために。 法人契約企業様のご宿泊時の電力を、100%再生可能エネルギー化します。

2024年10月1日(火)のご宿泊分から、法人契約企業様のご宿泊時の電力の全てを再生可能エネルギー由来の電力で100%賄うことにより、ご宿泊時の電力の使用におけるCO2排出量を実質ゼロにいたします。

龍名館グループ自らが環境に配慮した事業活動を行うことはもちろんのこと、昨今企業の脱炭素経営に関わる情報の開示や、CDP等の国際的な脱炭素イニシアティブで推奨されるサプライヤーエンゲージメントへの対応を目指し、本取り組みを実施します。

龍名館グループでは、前年度実績を基準にした客室別の電気使用量を算出し、トラッキング付FIT非化石証書を活用することで電力の再エネ化を実施します。ご出張など、社員の移動やご宿泊が多い企業様のScope3のカテゴリー6の削減を目指すサプライヤーとして、持続可能な取り組みを進めてまいります。

対象:法人契約サービスを提供しているホテル龍名館東京、ホテル1899東京
※ホテル龍名館お茶の水本店は除きます。
※当社ホテルの宿泊によるCO2排出量の1次データは現在算定に向けて準備を進めております。

ホテルでの取り組み

プラスチックアメニティの使用削減

龍名館グループのホテルでは『プラスチック資源循環促進法』( 2022年4月から施行)に則り、使い捨てプラスチックの使用量削減に取り組んでいます。 お客様におかれましては、ご不要なアメニティの申告にご協力いただけますと幸いでございます。
対象となるアメニティは歯ブラシ・ヘアブラシ・シャワーキャップ・レザーです。こちらの4点の中でご不要のアイテムがございましたら、ご予約情報の入力時にご申告ください。 ご申告いただいたアイテムのみアメニティセットより取り除かせていただきます。
ご滞在中に必要になられた際には改めてご用意いたしますので、どうぞお気軽にお申しつけください。

【対象アメニティ】歯ブラシ・ヘアブラシ・シャワーキャップ・レザー
【対象施設】ホテル龍名館東京、ホテル龍名館お茶の水本店、ホテル1899東京

※龍名館グループのホテルでは、プラスチック資源循環促進法で指定されている「コーム」はご用意しておりません。

レストランでの取り組み

一部プラスチック製品の使用を抑制しています

龍名館グループのレストランでは『プラスチック資源循環促進法』( 2022年4月から施行)に則り、使い捨て(ワンウェイ)カトラリーの使用量削減に取り組んでいます。各レストランにおいて、使い捨て製品を使用する場合は、以下の取り組みを行っています。 

フォーク:木製製品の使用
スプーン:バイオマスプラスチック製、または木製製品の使用。
ナイフ:木製製品の使用。
マドラー:バイオマスプラスチック製製品の使用。
ストロー:バイオマスプラスチック製製品の使用。

【対象施設】花ごよみ東京、レストラン1899お茶の水、チャヤ1899東京