コンドウ カナエ × ART RYUMEIKAN TOKYO 江戸東京物語 東京には江戸情緒が感じられる古い町並みと、現代最新鋭の建築技術とが融合した町並みが多く存在する。そしてそこに住んでいる人、訪れる人がすれ違う空間には、あたかも昔からの生活がそのまま残っているかのような雰囲気が漂っている。 今回そのような町を取り上げることで「東京ものがたり」が表現できればと、浅草を舞台とした江戸東京融合の町を考察。 江戸風景として歌川広重描く錦絵の世界、中でも彼の遺作ともなった名所江戸百景の中に、現代風景として、浅草寺や東京スカイツリーなどの建築物、行き交う人々を挿入することで、今昔コラボした「江戸東京物語」を描いた。 Artist 清水 幹雄(しみず・みきお) 金沢美術工芸大学工業デザイン科卒業後、日立製作所にて医用機器、測定器等の製品デザイン。 その後エレベーター等昇降機の拡販プロポーザルデザインを手掛ける。退職後はグラフィックデザインを主としたフリーデザイナーとして今日に至る。