丸矢 りな × ART RYUMEIKAN TOKYO Commuter train 通勤電車を顔彩と千代紙を使って表現しました。 <審査員長 芹沢高志氏の講評> つり革を握って人が並び立つ通勤電車の車内は、それがラッシュ時間であろうとなかろうと、東京の日常の、もっとも見慣れた風景のひとつと言えるでしょう。作者はこの身近な風景をすっきりと現代的に図案化した上で、日本画の顔彩と千代紙で彩りを与えています。ありふれた日常がしっとりと輝きはじめ、魅力的です。無個性的とも思える典型的な風景に、和の彩りを流し込んだところを評価しました。 Artist 丸矢 りな 1984年生まれ 2008年多摩美術大学卒業 2012年よりイラストレーター・ペインターとして活動中です。